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段葛、鶴岡八幡宮 |
今年2020年は、新型コロナウィルス肺炎の流行で、花見どころでないことから、過去の桜の画像を纏めてみた。 若宮大路の二の鳥居から三の鳥居までの、一段高く盛り土された段葛(465m)は、桜並木として知られているが、大正初期に植えられた桜の木の老化が進んだことなどから、2016年秋から2018年3月にかけて全面的な改修工事が行われた。248本あった桜の木は、比較的状態の良い20本が源平池畔に移植されたほかは伐採処分された。新たに植えられた桜は、未だ成長過程といったところで、かつての華やかさはない。ここに掲げた画像は、改修以前のものである。 |
(段 葛) |
(鶴岡八幡宮) |
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鎌倉地区の寺院等(長谷寺、光則寺、葛原岡神社、光明寺、妙本寺) |
(長谷寺) |
(光則寺) |
(葛原岡神社) |
(光明寺) |
(妙本寺) |
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北鎌倉の寺院 (円覚寺、東慶寺、浄智寺、明月院) |
(円覚寺) |
(東慶寺) |
(浄智寺) |
(明月院) |
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大船フラワーセンター |
大船フラワーセンターは、1962年に神奈川県農業試験場(開設は大正年間)の跡地に開設された神奈川県立の植物園であり、試験場時代に開発されたシャクヤク、花菖蒲、近年の玉縄桜など,独自の開発になる大船種を含む観賞植物等の収集、展示を行っている。2018年より、指定管理者制度が導入され、日比谷花壇を中心とする民間企業体による運営に切り替えられた。この制度変更により、その業務は、「観賞植物等の収集、展示」に限定され、従前の「観賞植物の試作及び増殖」の機能は廃止された。 桜に関しても、多くの品種が収集されている。 |
・「玉縄桜」は、当フラワーセンターにおいて、ソメイヨシノの実生(みしょう)から育成した大船オリジナル種で、早咲きで咲いている期間も長いのが特徴。地域の花として普及させようという地域活動により、周辺の学校・公園などに植えられており、2月から3月にかけて一足早い花見が楽しめる。 |
・「おかめ」は、英国で誕生した寒緋桜と豆桜の交配種。 |
・「大寒桜」は、寒緋桜と大島桜の交配種。 |
・「春めき(足柄桜)」の出自はよく分からず、足柄地方で偶々できたもののようだ。 |
・「敬翁桜」は、福岡・久留米産で、山形で冬に咲くよう改良されたもの。 |
・「子福桜」は、秋にも咲く桜で、一つの花に実が複数つくことが、名前の由来。 |
・「大島桜」は、伊豆諸島などに多く生育し、高木となる桜で、多くの交配種の親となっている。塩漬けにした葉が、桜餅に使われる。 |
・「八重紅枝垂れ」は、仙台地方で江戸時代から栽培されていたもので、明治期の仙台市長が各地に広めた。平安神宮へも献上している。 |
・「桐ヶ谷」は、古来より知られた桜で、鎌倉の桐ヶ谷(材木座)に産したことから「鎌倉桜」とも呼ばれている他、江戸時代の天皇が車を引き返らせたという逸話から、「御車返し」との別名もある。 |
・「白妙」は、荒川堤で発見された里桜の栽培種。 |
・「八重紅大島」は、大島桜と里桜の交雑種らしい。 |
・「手弱女」、「妹背」は、京都の平野神社に原木のある里桜の栽培種。 |
・「大提灯」は、江戸初期からの古い品種で、荒川堤で栽培されていた。 |
・「関山」は、八重桜の代表的な品種で、塩漬けにした花を桜湯に使う。 |
・「ウコン桜」は、緑がかった黄色の花をつける唯一の桜で、色がウコンの染料に似ていることから、この名前が付けられた。 |
・「御衣黄」(ぎょいこう)」は、緑色の花をつける唯一の種で、天皇や貴族の着る服の萌黄色に由来する名前。 |
・「松月」、「千里香」、「天の川」、「日暮」、「菊坂」は、いずれも荒川堤で栽培されていた品種。 |
・「普賢象」は、室町時代から知られる、日本最古の八重桜。普賢菩薩の乗っている象からの連想で名づけられたらしい。 |
・「嵐山」は、荒川堤で岡山の旧制第六高等学校校庭にあった品種。 |
・「兼六園菊桜」は、金沢兼六園に原木があり、天然記念物に指定されていたが、初代は枯死し、接木によって各地に植えられた。菊咲きで花弁が250〜300と、最も多い桜。 |
・「一葉」は、江戸時代から関東を中心に栽培されてきた、八重咲きの里桜の代表的なもの。 |
・「楊貴妃」は、江戸初期から奈良の寺院にあった古い名木に由来する品種で、荒川堤で栽培されていた。 |
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大船地区の寺院 (龍寶寺、貞宗寺、久成寺、常楽寺) |
(龍寶寺) |
(貞宗寺) |
(久成寺) |
(常楽寺) |
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